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石の下にも5年かも
慢性疲労症候群と診断されてから、いろいろな方面に関心が広がりました。石の下に閉じ込められている方々が大勢いらっしゃるのだと思います。病名にこだわらず、思うことを記していきたいと思います。
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認知症の人や子どもたちの情緒不安定
被災地の方々はもちろん、被災のなかった全国でも、
小さな子、障碍のある方、認知症の方々は、
大きな不安を抱えてしまったことでしょう。

アルツハイマー病の母も、
このところ激しい変動の波を体験しています。
体力的には軽度で、アリセプトを服用するようになってからは、
非常に落ちついていたのですが、あたかも服用前のような状態に逆戻り。

さらに、初めての人前での排便、就寝中の尿失禁があり、
プライドも大きく傷ついてしまったようです。

認知症は、記憶を失う病ではなく、
すべての記憶を消すことができず、
適切なときに引き出せない病だそうです。
記憶に対して、不随意になってしまうのですね。

そのため、激しい感情の変動にさらされてしまい、
しかも、それが心の通りには表現できないのです。

母も、ここ数日は、
感謝→不機嫌→落ち込み→嘆き→不安を、
まったく順不同に、予想できない形で繰り返しています。

最初に私が驚いたのは、いきなり深い不安と恐怖に陥ったときでした。
私が仕事ばかりで一緒にいられなかったため、
ずっとテレビを見続けていたんですね。
そして、アメリカの援軍が到着。むしろ心温まる映像だったはずです。

ところが、母は急激に66年前に戻ってしまっていました。
布団をかぶって泣いている母に、理由をたずねると、
「もう、日本はダメになる……」と言うのです。
「いや、確かに大変な事態だけど、ここは今のところ何もないし大丈夫だよ」と言っても、
「だってアメリカが、あんなにたくさん来ちゃったんだから」
「あれは助けに来てくれたのよ、すごく助かることなのよ」
「それは、あなたの考え方。私はそうは思わない!」
「…………え~と」
「もう、日本はなくなっちゃう。占領されてメチャクチャになる!」

笑い話のようですが、そのとき母は紛れもなく17歳の少女で、
深刻にそう感じていたのです。
私は、どんな立場をとっていいか判らず、とにかく現実を語るしかなく……
今になって思えば、先生になればよかったのかな?
「なに言ってるの! これからの日本は貴女たちがつくるのよ!」とか、
「泣いてちゃダメ! がんばらなくちゃ!」とか?

そのとき、ほんとうに折よく、
その時代を母と共有した同窓生の方がお電話をくださったんです。
一瞬、その方が誰かも(結婚後のお名前なので)分からなかったようですが、
話し始めると、みるみる時代感覚が戻ってきて、
「今、おかしくなっちゃって、娘を困らせちゃってたの~」なんて、
笑って話し始めてくれました(はぁ~~~、助かった)

でも、こんなことがこれからは、さらに多くなることでしょう。
認知症だけの問題ではありません。
10歳以下の子にとっても、あの映像の連続は、
恐怖だけの記憶として残ってしまうそうです。

どうか、そんな方々の突然の恐怖に、苛立ったり怒ったりせず、
不随意の記憶のフラッシュバックだと、理解してあげてください。
優しく「大丈夫」と安心させてあげてください。

これからは、この2011年3月に、
その人が何歳だったかを計算してあげてください。
阪神淡路大震災のときに、何歳だったかも計算してあげてほしい、

どれだけの絶望が、いま、子どもたちの心に植え付けられているか、
ほんとうに、深く考えてあげてほしいと願います。
絶対に「いまどきの若者は」なんて言えないんです!

それだけの絶望を積み重ねてきたのは、大人たちなんです。
今回も、災害だけでない恐怖を未だに振りまいている人々がいます。
責任逃れのためにあたふたしている大人たちも、嫌になるほど沢山います。
そんな人たちの分までも、
きちんと責任を取っていかなくてはいけない、と強く思います。
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テーマ:病気と付き合いながらの生活 - ジャンル:心と身体



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