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石の下にも5年かも
慢性疲労症候群と診断されてから、いろいろな方面に関心が広がりました。石の下に閉じ込められている方々が大勢いらっしゃるのだと思います。病名にこだわらず、思うことを記していきたいと思います。
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現実直視(3)子供達はとっくに気づいてる_1
●2011年3月11日前の子供達
私自身は人間の子育てができなかったので、長い間気づかなかったことがあります。
「少子化」という言葉の実態です。
そんな言葉を繰り返し聞き、対策が必要なんて言われていても、
「安心して子育てできる社会じゃないんだから当然でしょ!」くらいに思ってました。

でも数年前に、東京の住宅地域に住む子が、
小学校から中学校まで、ずっと1学年1クラスと聞いて愕然としたんです。
それは「生まない選択」とか「晩婚化」で説明できる減少じゃないでしょ!と感じて、
それからは、年齢別の人口ピラミッドを毎年チェックするようになりました。
下図は、昨年2010年10月の、総務省統計局が発表していたグラフです。

2010年人口ピラミッド

3.11の原発事故の後、いずれは消されてしまう強い予感がしたので、
すぐにキャプチャーしておきました。

3月後半は、そんなことばかりしていたかもしれません。
幸い、個人サイトは(まだ)消されていないところが多いのですが、
官庁関係は、気象庁のように既に遅し、というか…
風向、風速が表示されなくなっていて、
「偶然にも」ほぼ同じ頃に、
気象衛星「だいち」の電源寿命が尽きたというニュースが…
何しろ日本中がそれどころではないときでしたから、
まったく目立たなかったことと思います。

そして、現在、統計局のサイトに行ってみると、
虚偽こそ書かれていませんが、
案の定、非常に見づらい表と形式になっていました。
私などは、たぶん今初めて訪れたら、
詳しく見ようとする気力もなくなるでしょう。

さいわい日本語版ウィキペディアでは、まだ年齢別人口が見られます。

日本の人口統計

このページ、とてもキャプチャーしにくいんですよね~
とりあえずPDFプリントしてありますが、5ページに亘るので一目で見るというわけにいきません。
ただ、こちらでは年齢別人口の数字が分かります。

もっとも統計は統計に過ぎない(嘘が混ぜやすい)とも言えますし、
数字もそのまま信じてもしかたがないかとも考えます。
ただし、嘘があるとしても、実態より少なく書くことだけはないでしょう。

最初の表を見てすぐに気づくのは、
日中戦争と第二次世界大戦の「出生減」と書かれている年齢の人口よりも、
昨年20歳だった人の人口の方が少ないことでした。

出生減だけで説明できるはずがありません。
戦時中には膨大な若者の戦死犠牲者があり、生まれて間もない命も失われました。
国内でも繰り返された空襲、そして何より原爆被害……
ようやく戦争が終結しても、野坂昭如さんが『火垂るの墓』で描いたように、
そして、アニメで広く知られるようになったように、
(10代の終わりに原作を読んだ私は、未だにアニメを見る勇気がありませんが)
多くの戦争孤児が栄養失調で幼い命を落としています。

それなのに、あれほどの大災禍をくぐり抜けて生き残った世代よりも、
現代の若者と子供達の方がはるかに少ないのです。

私がいま「子供達」と呼んでいるのは、0歳から20歳の人全部です。
(高校生以上の人は、子供と呼ばれたらムカつくかもしれませんけど)
でも、彼らには、2011年3月11日まで選挙権がなかったんです。

17ヶ所もの原子力発電所建設、核廃棄物処理施設の建設を容認してきた責任は、
私も含めて、選挙権のあった大人全部にあると思います。
どんなに反対運動をしても、原発利権がらみの政党に一度も投票したことがなくても、
止めるだけの力を育て上げることができなかったのです。

抵抗のつもりで、相手を大きく利するだけの「棄権」をしてきた人も多いでしょう。
毎回の投票率の、信じがたいほどの低さ(ほとんどが50%以下)がそれを物語っています。
投票されなかった過半数を超える票は、すべて原子力利用推進に注がれ続けました。
それを、さらに強固にしたのが「1票の格差」です。

1票の格差

ウィキペディアの記事では触れられていませんが、具体的には、
衆議院と地方選の「小選挙区制」と参議院の「比例代表選挙制」の決定が引き金だったと記憶しています。

この結果、どれほど有権者が望む候補者も、棄権票の膨大さに必ず敗北することになり、
また、有権者がまったく知らない人が、次々に「政治家」になってしまいました。
実際にはもっと裏も闇もあるかと思いますが、こんな制度を放置してきたのは、
私たち大人の責任であることは間違いありません。

ところが、放射性物質の影響をもっとも大きく受ける被害者は、
いえ、これまでも受け続け、小児癌や免疫障害になってきたのは、
選挙権という「小さな権利」さえ与えられていない子供達なのです。

人は、個体差はあってもおよそ14歳前後に、突然、視野が広がり、
世の中の仕組み、世界の在りように気づくものです。
それまでは身近な大人を通じてのみ知っていた世界が、一挙に地球の大きさになり、
その矛盾だらけの悲惨な状態に驚愕することになると思います。

最近は、その状態を「中二病」などと呼んで揶揄しますが、
それは決して嘲笑すべき時期ではありません。
最も純粋に頭脳が拓かれ、人生でも最高速で回転しているとき。
このときこそ、優れた多くの師と出会うべき貴重な成長期です。
自己を確立し、肯定できるまで練り上げるべき「黄金期」なのです。

ところが、運よく健康にこの年齢に達することができた子供も、
この大切な時期に「受験戦争」に放り込まれます。
先達が築いた知の遺産を吸収しつつ、じっくり考えを巡らせたい時期に、
「考えるな、覚えろ!」と、
親から学校から社会から、絶え間なく圧力をかけられることの方が多いでしょう。

あまりのことに憂鬱になって勉強どころではない状態になると、
現代ではたちまち「うつ病」のレッテルが貼られ、
「仮説」に基づいただけの、脳内物質を撹拌する薬を投与されてしまいます。
純粋で賢く、柔らかい魂にとっては「拷問」以外の何ものでもありません。

これが、今年の3.11前に多くの10代の若者たちが置かれていた状況だと、私は確信しています。
「身体を病む」か「思考を破壊される」か、どちらも敗北でしかない二択。
優れた師(特に教師ではなくとも)に出会うという稀な幸運に恵まれない限り、
こんな状況下で、どうしても「自己を肯定できない」若者が増産されてきたのです。

報道されないがゆえに、東京では、ある時期から何も知らずに生きてきてしまいました。
大きく報道されたのは、1964年の長崎・佐世保への原子力潜水艦入港反対や、
横須加への原子力空母の入港反対くらいだったでしょうか。
インターネットが繋がるまで、各地の原発立地反対運動も、沖縄の苦境も、
ほとんど報道されなくなっていました。

しかし、原発立地で引き裂かれる大人の争いを目の当たりにした子供は多かったはずです。
ある日突然、周囲の大人が敵味方に分かれて罵り合い、ときには暴力も揮われる……
仲のよかった子といきなり引き裂かれた子もいるでしょうし、
重い沈黙に閉じこもる愛する家族を見てきた子もいるでしょう。

そうした子供達が親の世代となる頃には、
衝動を抑えられずにわが子を虐待してしまうケースが、
信じられないほどの速度で蔓延してしまいました。
言葉にならない不安と恐怖の中で、幼い子は最初に自らを責めてしまいます。
最も信頼する親に責任があるなどとは、発想さえできません。

そのうえ、厳罰主義が奇妙に激化して、未成年にも死刑が宣告されるようになりました。
権利は与えられなくとも、罰だけは絶対的に受け、一つしかない命で贖わなくてはならない……

こうした自己否定の連鎖は、結果以外は報道されることさえなく、
お決まりの「心の闇」という言葉で片付けられてしまうのです。
自己肯定の意識を育てられなかった子は、そんな非道も素直に受け入れてしまいます。
それどころか、社会から罰を受けるようなことは何一つしていなくとも、
自らを罰して命で贖ってしまうことさえも……

原子力発電所のことを知っていても、いなくても、
いつの間にかこうした「自己否定」が、
または同じコインの裏である「根拠なき自己肯定」が、
社会全体の空気となっていました。
そのうえ、そのような「空気を読め」とまで言われるようになり、
自分で思考を深めようとしている子は(大人もですが)「KY」などと嘲られるようになりました。
これが、3.11までの日本であり、日本で育った子供達の苦悩だったのです。

私の年齢から考えると、犠牲になってきた子供達の範囲は30歳まで広げていいと思います。
私が10代半ばの頃、ベトナム戦争に反対するアメリカの若者達の間で、
‘Don't trust over thirty(30歳以上を信用するな)’という合い言葉が流行し、
私たちも強く共感して、よく口にしていたものでした。

今の10~20代の人達にも、30歳なんてとっくにオーバーした私が言うのは変でしょうが、
「同じ意識を持った方がいいよ!」と警告したい気がします。

その証拠に?、今回で最終回にしたいと思っていた〈現実直視〉も、
すでに長くなり過ぎてしまったので、ひとまずここでアップします(ね、信用ならないでしょ?)

でも、もう一度、最初のグラフを見てください。
今の大人が守らなくてはいけない、救わなくてはいけない、
20歳以下の子供達は、去年の時点でこんなにも少なかったんです。

今では、さらに多くの若い命、幼い命が、為す術もなく喪われてしまったはずです。
ここで、大人が頑張らなくてどうする、と叫びたい思いです。
いえ、まず第一に自分に向けて、ずっとずっと叫んでいます。

この文章は、今の人に向けて書いているのではないかもしれません。
100年後、1000年後に、わけのわからない世界で、
途方に暮れることになるかもしれない子に届いて欲しいと、切に切に願います。

どうか生きていて! あなたのせいじゃないから!
幸せに生きる権利があなたにはあるから!
そして、生きてさえいれば、絶対に大丈夫だから!

この声を伝える道を創るだけのために、オバサン、頑張るからねっ!!
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テーマ:心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル:心と身体

コメント
脳内フィラリア増殖中ですが(笑)
私の言葉は未熟故に単純極まりない内容ですが・・・

つまりは同じような感覚です(笑)

ちゃんとシッカリした内容のコメントは後ほど〜?(笑)

[2011/09/18 11:02] URL | 光希 #- [ 編集 ]

読むのも大変でごめんなさい~m(_ _)m
光希さん、おはようございます(ギリで午前中だ~)

読んでくださっただけでも、すごく嬉しいけれど、
このところお疲れなのに、ごめんなさいね~

でも、やっぱり子供達が置かれてきた状況って、あんまりだと思うんです。
そして今は、さらにあからさまになっちゃってるでしょう?

なんにも出来ないけど、せめて「あなたのせいじゃない」って、
知ってる大人もいるんだよ、って伝えたいんですよね~
「知っててなんで何とかしてくれなかったの!」 っていわれたら一言もありませんけど。

大人もまた、たったひとりでは、いえ少数が集まっても、
どうしようもなく無力ですね。
それでも、せめて生きる道くらい創ってあげなきゃね~
[2011/09/18 11:28] URL | よもぎ #f8PV/UZw [ 編集 ]


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